ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

ハラスメントが認められ、雇止めが撤回される

こんにちは、涙子です。

 

前回は、労働局の助言指導制度を利用し、会社に指導を入れてもらい、今回の問題の風向きが変わってきたところまでを書きました。

 

ことのはじめはこちらから↓

www.poroporonamidako.com

 

前回のお話はこちらから↓

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そしてここへきて、私の味方になってくれている人たちがいろいろと制度や法律などを調べて、私にアドバイスをしてくれるようになります。

 

まずは、相談窓口に相談した方がいいとか、労働局に通報した方がいいとか、法律的にこう言えるのではないかとか、いろいろと調べて私にアドバイスをしてくれたりしました。

 

もうその時には既に、通報済みだったんですけどね。(笑)

 

ハラスメントを受けていることと、クビを宣告されたことは周りには話し始めていたけれど、通報していることを言えたのは、ほんの一握りの人たちだけでした。

 

 

とても不安だったんです。

 

不安な時って、悪い方向に物事を考えてしまったりしますよね、

 

あんまりいろんな人に全てを話してしまうと、よからぬ方向にことが進んでしまうかもしれないという不安な気持ちが拭いきれなかったからです。

 

 

 

 

第三者の証言が得られる

 

 

第三者の取り調べが行われました。

 

何人にどのような調査が行われたのかわかりませんが、相当数の方が、Aに今まで、パワハラを受けていたようで、色んな人とトラブルになっていた事が明らかになりました。

 

 

労働局からの指導のおかげもありますが、これにより、風向きが大きく変わり始めました。

 

調査担当者は、最初は私がでっち上げた話であるかのような聞き方で、私に対して、とても冷たかったのですが、次第に私の思いを聞こうという姿勢に変わってきました。

 

 

証言を得られてよかった。

 

ここで第三者が私に不利な発言をしていたら、私は、ひとたまりもなかったでしょう。

 

 

 

Aが全面的にハラスメント行為を認める

 

意外にもAはハラスメント行為をすんなり認めました。

 

証拠もあったし、身体的接触もあったので、当然だよね。

 

これにより、Aの懲戒処分は確定しました。

 

しかし、雇止めの件は、あくまで会社の方針であるので、ハラスメントとは何ら関係がないと、突っぱねてきました。

 

嫌がらせで辞めさせようとしたのは間違いないのに。。。

  

今回の調査で、完全に私に首根っこをつかまれている状態になってしまったので、Aは何としても、私を辞めさせたかったのだと思います。

 

私は、どちらかというと、ハラスメントより雇用の件を何とかしてほしかった。

 

クビだけは撤回してほしいと。

 

 

 

嘆願書を書く

 

会社側は私の意見を聞く姿勢を見せ始めたとはいえ、現状はクビも撤回されていない状態で、ハラスメントも続いていました。

 

何ら現状は変わっていませんでした。

 

だから、労働局の担当者には、何か変化があれば、都度相談し、アドバイスをもらうようにしていました。

 

この労働局の方、正確には、労働紛争調整官と言われる方なのですが、すごいです。

 

私が話したことは、こと細かく記憶されており、私が出したAや他の人間の名前のことも、全て記憶しており、何も資料をみなくても、いつ相談しても、即答で回答していただいていました。

 

多くの方から労働相談を受けて、お忙しいにも関わらず、私の問題をきちんと頭に叩き込んで、対応していただいたことは、すごいとしか思えませんでした。

 

また、私の精神状態についても、ご心配いただいたりして、とても頼りになる方でした。今回の件では、一番頼りになった人です。

 

ただ、精神的には、とても疲弊していました。

 

どう転ぶのかわからない状況、先が見えない状況で、不安ばかりがつのります。

 

半沢直樹の心境でした。(´;ω;`)ウゥゥ

 

なんとかこの状況を打開したい!

 

そう思い、会社の調査担当者が私の意見に耳を傾け始めてくれているのを感じとった私は、調査担当者宛にハラスメントを止めて、雇止めを撤回してもらえるよう嘆願書を書きました。

 

これがどれくらいよかったのかどうかはわかりませんが、きっと良い流れになったと思っています。

 

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家での私の様子

 

クビを言い渡されてから、家では、全く落ち着くことができずにいました。

 

毎日、会社のことや、労働局、裁判のことで頭がいっぱいで、料理を作っていても、掃除をしていても、このことが頭から離れず、ぼーっとしていました。

 

テレビを見ていても、スマホを見ても、内容が全く頭に入ってこない。

 

ブログを読むことすらままならない状態。

 

ブログを書くなんてもってのほか。

 

 

子供たちから、「最近、私たちの話を聞いてなくない?ママ最近、様子、おかしいよ。」

と言われるようになりました。

 

あっ、いけない。m(__)m

でも、あの時はどうすることもできませんでした。

 

どうしても、いろんなことが気になってしまって、人の話が上の空になってしまうんですね。

 

家では、ネットや、本でいろいろなことを調べたり、あっという間に家での時間が過ぎていました。

 

 

  

全く、休まる時間がない。

 

 

食欲もない。

これって、ストレスダイエットだわ。

 

このこと以外に何にもやる気が起きない。

 

完全に精神的に疲弊しており、崩壊寸前でした。

 

 

 

一方で、弁護士の先生からは、裁判することを勧められていました。

 

でも、裁判をすると、早くても2年は解決までにかかってしまいます。

 

この状態が2年も続くことは、耐えられなかったし、私は会社を訴えたくはなかった。

 

だって、引き続き働きたいと思っている会社を訴えたいなんて思わない。

(Aは訴えたいとは思いましたけどね。周りからも、あんなやつ訴えてやればいいのにって言われました。(笑))

 

だから、何とかして裁判をせずに解決したかった。

 

子供たちのためにも早急に問題を解決せねばという気持ちでいっぱいでした。

 

 

音声データが決定打となり雇止めが撤回される

 

 

私がクビを通告された際の音声データを、実は私は、隠し玉として録音していました。

 

その時に、おかしな理由を並べ立てていましたので、その矛盾点などを指摘した書面とともに、調査窓口に提出していました。

 

 

これが決定的な証拠となり、今回の雇止めはAの個人的感情によるものであると認め、雇止めを撤回することができました。

 

 

自分でもよく、録音していたなーと思います。

 

これが、大きな証拠となり、ハラスメントや雇止めについて、私の意見が全面的に通った結果となりました。

 

 

ここにくるまで、数か月・・・。

 

とてつもなく、長かった。

 

 

大企業であればあるほど、時間がかかるのかもしれません。

 

労働局の担当者も、正直レスポンスが悪すぎるとおっしゃっていました。

 

 

 

さいごに

 

御覧いただき、ありがとうございました。

 

最初にクビを通告された時は、本当に雇止めが撤回できるとは思っていませんでした。

 

ハラスメントについても、なかったことにされると思っていました。

 

絶望の中にいて、孤独で、悲しみでいっぱいで、悔しくて、いろんな思いが入り混じって、どうしようと考える間もなく、色んなことが一気に押し寄せてきて、気がついたら会社の相談窓口に通報していました。

 

今になって、通報なんてよくしたなーと思います。

 

 

最初は周りが全て敵に見えた時もあった。

 

周りを信じることができず、不安でしかたがない時もあった。

 

笑うことができず、涙が溢れて止まらない時もあった。

 

明日がみえなくて、目の前が真っ暗で、呼吸をするのも苦しい時もあった。

 

苦しみもがきながらも、それでも、一歩一歩前に進むことができたのは、周りの方々の支えがあったからです。

 

そして、何より証拠ですね。。。

組織と戦う時は、絶対必要不可欠です。

 

 

少しずつそうやって、周りを信じることができるようになった。

 

信じるものは救われる。

 

最初は、一人で戦う覚悟はしたものの、結局のところ、私は多くの人たちの助けがなければこのような結果を得ることができませんでした。

 

 

なぜ、自分がこんな目に・・・。

って、何度思ったかわかりません。

 

でも、これも、私の人生において、必要不可欠な出来事だったのだ。

神様が与えた試練なのだ。

 

だから、今は強い気持ちで、これら全てを受け入れて、前に進んでいこう。

 

そして、この貴重な経験を、未来への活力としていこう。

 

 

通報してから、結果が出るまでは、悪夢のように長く辛い日々でしたが、今は、行動してよかったと思っています。

 

私の為に力になってくれた人たち。

 

その方たちの勇気や、温かさ、優しさは、とても辛く苦しかった私の気持ちを和らげてくれました。

  

最後は、たくさんの人が、私の気持ちに寄り添ってくれていました。

 

決して後悔はしていません。

 

辛いことをたくさん経験したけれど、今回行動したことで、これら皆さんの深い優しさに包まれて、むしろ、わたしは今、感動しています。

 

これだけ、辛い経験をしたからなのかもしれません。

 

何もなく平凡な日々を過ごしていたら、こんな体験はできませんでした。

 

私に寄り添ってくれた全ての方々にありがとうと言いたいです。

 

そして、ここまで読んで下さった皆様も、ありがとうございました。

 

どうか、この世の中から、全てのハラスメントがなくなりますように。

 

私は祈り続けたいと思います。

 

おわり

 

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