ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

和歌山小5殺害事件について思うこと

f:id:poroporo-namidako:20190717010344j:plain

こんにちは、涙子です。

 

昨日、タイトルの事件についての控訴審判決が大阪でありました。


被告が心神耗弱状態だったとした17年3月の一審、和歌山地裁判決を破棄。
完全責任能力を認めたものの、一審と同じ懲役16年を言い渡したというものです。

 

被害者の方は、本当にお気の毒だと思います。

決して起こしてはならない事件です。

 

でも、ニュースを観ていて少し引っかかる点がありました。

 

それは、発達障害の影響で、殺害を決意したように報じていたからです。

まるで、発達障害者の全てが犯罪を犯す人のような報じ方に聞こえました。

 

日頃、発達障害の人と接する機会がない人たちが、あのニュースをみたら、間違いなく誤解をするでしょう。

発達障害の人を、ものすごい偏見の目で見るでしょう。

 

凶暴な人がいるとしたら、それは、ほんの一握りだと思います。
それが、あたかも全てであるかのような報道は、余計な偏見や差別を生むだけです。

 

発達障害の人たちは、そうでない人達よりも、多くの苦しみを抱えながらも、懸命に生きています。

 


私には、発達障害の息子がいます。

息子が発達障害と診断を受けるまで① - ぽろぽろ涙子今日も行く
手に障害があります。

www.poroporonamidako.com

 

息子が買い物をして、レジでお金を払う時に、息子の手を見て「えっ?」とか、「わっ!」とか「ゲッ!!!」と言われたことがあります。

 

気持ち悪いものを見るような目で息子の事を見ていました。

 

その時の息子の悲しそうな顔。。。
私は忘れることはできません。

 

 

発達障害もそう。

息子が世間から、そんな風にみられるかと思うと、とても、とても悲しくなります。

 

ある方から、発達障害は昔の8倍に増えていると聞きました。
これからも、どんどん増え続けるのかもしれません。

 

世の中は、そういう人たちを偏見の目で見て、どんどん排除していくのでしょうか?
私は、排除ではなく、共存することこそ私達には未来があると思います。

 

報じ方ひとつで、全てが変わってしまうこともあります。
改めて、報道の怖さを感じました。

 

メディアの方には、上っ面だけで報道するのではなく、広い視野で報じていただきたいです。

 

 

↓ポチっとお願い致しますm(__)m

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村


発達障がい児育児ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村
発達障がい児育児ランキング