ぽろぽろ涙子今日も行く

乾癬発症から完治に向けて20数年の記録と人生色々雑記ブログ。

ハラスメント相談窓口の調査が始まる

こんにちは、涙子です。

 

(前回までのお話)

私は、職場の上司Aからセクハラ・パワハラ被害にあっており、それにより雇止めを通告されました。

 

そして、ハラスメント被害を会社に訴え、雇止めを撤回しようと、

コンプライアンスの相談窓口に通報し、弁護士にも相談したところまでを書きました。

 

ことのはじめはこちらから↓

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前回のお話はこちら↓

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相談窓口の調査が始まる 

 

私の聞き取り調査が始まりました。

 

調査担当者から、最初に言われたことは、衝撃的でした。

 

 

通報者は不利益を被ることはないと案内文書に書かれてあったのに、第一声が、

「この調査はあなたのためにあるのではない。」

 

「会社のためにあるのです。」

 

「だから、ハラスメントについての調査は会社のためにするけれど、あなたのためにするのではないし、あなたの意向を汲むことは出来ない。」と。

 

 

全然公平中立に調査なんてされないんだ!

 

何のための相談窓口なのだ

ヾ(`Д´キ)ノ

 

 

通報者が不利益を受けていて、助けてほしいから通報しているのに、通報者のためには何もできないと。

 

調査担当者は、中立の立場で調査をするとは言っているものの、あくまで会社側の人間ですので、本当の意味での中立的立場ではないことを今更ながら、理解しました。(;^_^A

 

 

聞き取り調査はとても苦痛でした。

 

 

調査担当者は、私に原因(問題)があるのではと考えているようで、 セクハラの聞き取りは、まるで私が誘惑したのではないか、パワハラは私が細かいことを気にしすぎなだけで、私の性格に問題がある前提の聞き方でした。

 

完全にアウェイ状態で、私は、疑惑の人でしかありませんでした。

  

そうでなくても職場でも精神的に追い詰められている状態で、通報するだけでも、かなりギリギリの精神状態であるのに、自分が責め立てられているような気分になり、悪夢のような状態でした。

 

 仕事中も、このことが気になってなかなか仕事が手につかず、周りに相談したくても、Bからの裏切りのこともあり、どう転ぶのかわからない状況の中で、誰にも相談もできず、緊張状態が続いていました。

 

 

もし、今、通報することを考えていらっしゃる方がいたら、精神的に相当ダメージを受けることを覚悟しなければならないことをご忠告します。はい( ;∀;)

 

 

 

 そして、私の聞き取りが行われた後、調査の担当者はあろうことか、Aの調査をする前に、私が通報した内容をAに垂れ流してしまったのです。

 

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絶望しました。

llllll(-ω-;)llllllガーン…

 

 

Aはあの手この手と言い訳を考えてくるでしょう。

 

もううやむやにされて終わりだと思いました。

 

どうにもならない。

 

 

ハラスメントの巧妙化

 

調査担当者が、Aに内容を漏らしたことで、嫌がらせが、ますます表面化しにくく陰湿になっていきました。

 

特に、課員に対しては、「派遣はもしかすると、切るかもしれないから、涙子とは一切しゃべるな、余計なことは言うな。関わるな。」と指示を頻繁に出していたようです。

 

それでも、私と関わった課員は、

「どうして、涙子としゃべったのか!!関わったのか!!」と、怒られていたようです。

 

 

どんな状況でも自分の支えになってくれる人がいることを知る( ;∀;)

 

私は、この時まで、Bからの裏切りもあり、部署内で私のことを理解してくれる人は誰もいないと思っていました。完全に四面楚歌状態であると・・・。

 

だから、通報していることも誰にも言えなかった。

 

 

 

 

ある日、私はCさんと2人きりになった時がありました。

 

 

その時に、Cさんから、衝撃の告白を受けます。

 

 

Cさん:「実は、僕、所属長から〇〇へ出向する打診を受けている。」と。

 

 

 

 

 

私:「えーーー!?

( ⊙⊙)!!」

(私のクビの話よりビックリだわ!!)

 

 

要するに、左遷である。

 

Cさんは、とても頭がよく、人望もある人だったので、心底ビックリしました。

 

Cさん:「このことを社内で知っているのは、所属長と、僕と、涙子さんだけ。」

 

私:「そんな訳ないよ。Aは絶対に知っているし、これもAの策略に決まってる!」

 

Cさん:「そっか・・・。実は、僕・・・、Aから、嫌がらせを受けています。」

 

 

私:「えーーーー!」

  (絶句(゚Д゚;))

 

 

私だけじゃなかったんだ。

 

私は、派遣社員という立場だったので、クビを言い渡されましたが、Cさんは社員なので、社外に追い出そうとしていたのです。

 

後で、分かったことですが、Cさんは、周りから人気があり、優秀であることを、Aは妬んでいたようです。

 

 

Aは、自分が一番でないと気が済まない性格。

 

Cさんが周りからちやほやされていることに、嫉妬していたのです。

 

 

 

私は怖かったけど、Cさんを信じて、自分の現状を打ち明けてみることにしました。

 

 

私:「実は、私、クビを宣告されてるんです

( ;∀;)」

 

 

 Cさん:「エエエエー!!!( ⊙⊙)!!」

 

 

Cさんは、私以上に絶句していました。

 

 

うちの課の仕事は、一人ひとり担当を持って個人プレイで仕事をすることがほとんどなので、周りの状況がみんなあまり見えていないのです。

 

だから、私がそのような状況になっているとは、Cさんは知らなかったようです。

 

そして、他のメンバーもこのことはみんな知らないだろうと、言っていました。

 

Cさん:「涙子さんは、全派遣社員がクビになっても、最後まで残る人だと思っていたので、驚きました。涙子さんが会社に残れるように、力になりたいので、僕にできることがあったら、言ってください。」

 

と彼は言ってくれました。

 

 

嬉しかった。( ;∀;)

 

涙が出るほど、嬉しかった( ;∀;)

 

 

そして、Aから、課のメンバー全員が、私と関わらないように圧力をかけられていると、上記の(ハラスメントの巧妙化に書いた)ことを伝えられました。

 

 

Cさんは、なぜAがそんなことを言っているのか、なぜ私としゃべったらいけないのか、意味が全くわからなかったので、これで謎が解けたと言っていました。

 

他のメンバーもきっとそう思っているはずだとも言っていました。

 

 

それから、Cさんは、Aの嫌がらせの動きがあると、私に逐一報告してくれるようになりました。

 

Cさんに打ち明けるまでは、毎日とても怖くて不安だったけれど、Cさんに話してから、気持ちが少しずつ落ち着きはじめました。

 

打ち明けて、よかったと心の底から思いました。

 

 

そして、その後、何人かに、このことを打ち明けたのですが、涙子がこの会社にいられるようにと、私のために力になってくれました。

 

自分には誰も味方はいないんだ、孤独なんだ、と思っていたのは、私だけでした。

 

 

どうか勇気をもって話してみてほしい 

 

今、パワハラ、セクハラで悩んでいる方がいらっしゃったら、是非、信頼できる誰かに打ち明けてみてほしいと思います。

 

話す前は、お辛い状況で、とても話すことなんて出来ないと思うかもしれませんが、必ずあなたの気持ちに寄り添ってくれる人はいるはずです。

 

話すのがフラッシュバックしてお辛い場合は、無理して話さなくてもいいと思います。

 

 

パワハラは言えても、セクハラは特に周りに話しづらいですよね。。。

 

私の場合は、身体的接触もあったので、辛かったです。

 

 

・・・でも、もし、誰かに打ち明けようか迷っているなら、どうか勇気をもって、信頼できる人に打ち明けてほしいと思います。

(私は、一度は裏切られましたけど・・・。説得力ないか(;^_^A)

 

なぜなら、私のような職場の場合、

必ず、あなたの気持ちに共感してくれる人がいるからです。

 

状況が良ければ、私のように力になってくれる人が、出てくるかもしれません。

 

 

つづく・・・。

 

つづきはこちらから↓

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